BASFが燃料電池部品を共同開発

化学大手の独BASFは11日、燃料電池システム用の複数の部品を樹脂部品製造の独ジョマ・ポリテック、自動車大手ダイムラー傘下のメルセデスベンツ・フュエルセルと共同開発したと発表した。メルセデス初の量産水素燃料電池車「GLC F-CELL」に搭載する。

ガラス繊維で強化したBASFのエンジニアリング・プラスチック「ウルトラミッド」をベースとする電池正極・負極板を開発した。耐熱・耐薬品性が高く、寿命も長いという。

GLC F-CELLはメルセデスのSUVであるGLCクラスをベースとした車両。一般的な燃料電池車と異なり、外部からの充電が可能なプラグイン機能を搭載している。

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