商用車大手スカニア、ボゴタにガスバス741台を供給

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは12月28日、コロンビア・ボゴタの交通公社トランス・ミレニオに対し、最新の欧州排ガス規制「ユーロ6」に対応したガスエンジン搭載バス(ガスバス)741台を供給すると発表した。同市のバス輸送システムの更新に伴うもので、当初は481台を納入し、260台を追加供給する。

供給するバスは3連結の「スカニアF340 HA 8×2」で、最高出力340PSのエンジンを搭載し、乗車定員は250人となる。従来モデルと比べてCO2排出量が最大20%、粒子状物質は2~3倍削減されるほか、窒素酸化物(NOx)排出量は4~5分の1に抑えている。コロンビアのバスメーカーが組み立てを行う。

コロンビアではカタルヘナでスカニアのユーロ6対応のガスバスが227台運行している。

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