EU新車販売、1月は4.6％減

欧州自動車工業会（ACEA）が15日発表した欧州連合（EU）（マルタを除く27カ国）の2019年1月の新車販売（登録）は119万5,665台となり、前年同月に比べ4.6％減少した。前年同月に比べ減少したものの、2009年以降の1月の登録台数では2番目に高い水準にある。

主要5カ国はいずれも前年同月を下回った。スペイン（8.0％減）とイタリア（7.5％減）の落ち込みが大きく、英国（1.6％減）、ドイツ（1.4％減）、フランス（1.1％減）は小幅の減少だった。

メーカー別では、最大手のフォルクスワーゲン（VW）・グループが前年同月比6.5％％減となったほか、2位のPSAグループ（1.9％減）とルノー・グループ（0.7％減）も前年に比べ減少した。現代グループは0.3％増加、ボルボ・カーズは21.6％増と好調だった。

日本勢は、三菱自（2.7％増）が販売を伸ばした。日産（26.1％減）、ホンダ（14.0％減）は2ケタの減少、トヨタ・グループ（5.4％減）、マツダ（4.2％減）も前年同月を下回った。