欧州委員会が1月30日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は106.2となり、前月の107.4から1.2ポイント低下した。ESIは7カ月連続で悪化。16年11月以来、約2年ぶりの低水準に後退した。
分野別では製造業が1.8ポイント、サービス業が1.2ポイント、小売業が1.8ポイントの幅で悪化した。消費者は0.4ポイント、建設業は0.9ポイント上昇した。
EU28カ国ベースのESIは、前月を1.4ポイント下回る106.1。主要国はフランスが0.5ポイント、スペインが0.1ポイント改善したが、ドイツが0.8ポイント、イタリアが1.3ポイント、英国が1.7ポイント低下した。