EU統計局ユーロスタットが4日発表したユーロ圏の2018年12月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比3%の上昇となったが、伸び率は前月の4%から縮小した。エネルギー価格の低下が反映された。(表参照)
分野別の伸び率は中間財が2.2%、エネルギーが7.7%、資本財が1.2%、耐久消費財が1.3%、非耐久消費財が0.2%。エネルギーは前月の10.9%を大きく下回った。
EU28カ国ベースの生産者物価上昇率は、前月を1.1ポイント下回る3.1%。主要国はドイツが2.9%、フランスが1.1%、イタリアが5.2%。英国が2.7%、スペインが1.6%となっている。