スロバキア労働社会家族省が先ごろ発表した2018年12月の失業率は前年同月より0.9ポイント低い5.04%となり、過去最低を記録した。前月からは0.5ポイント改善した。
早期に就業する意向を持つ求職者数は13万8,198人で、前年同月から2万3,717人、前月からは1,329人減少した。12月の全求職者数は16万9,802人で、前年同月から2万5,781人(13.2%)減少した。
昨年12月末時点の求人数は前月より6,604人少ない7万3,890人。最も求人数が多かったのはブラチスラバで、最少は中部バンスカー・ビストリツァ県だった。
リヒター労働相は現地TASR通信に対し、「かなりの長期間」に渡り失業状態にある者の数は4分の1減少したほか、新卒者のうち就職できていない者の数も減少したと述べた。同相はまた、2019年の失業率は5%以下まで改善するとの見通しを示した。