チェコの2月インフレ率2.7%、2カ月連続で上昇

チェコ統計局(CSU)が11日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.7%上昇し、上げ幅は前月から0.2ポイント拡大した。インフレ率の上昇は2カ月連続。

構成比重の高い「住居・水道光熱費」が5.4%増加(前月は4.9%増)、「食品・非アルコール飲料」は1.3%増加(同マイナス0.2%)して全体を押し上げた。「その他の財・サービス」(4.2%)、「ホテル・レストラン」(3.8%)、「医療」(3.5%)、「アルコール飲料・たばこ」(3.2%)、「教育」(2.2%)、「娯楽・文化」(2.2%)も上昇幅が大きかった。

「衣料品・靴」は1.2%、「郵便・通信」は1.3%下落した。

同国のインフレ率は昨年6月の2.6%をピークに2%~2.5%の水準で推移していた。過去12カ月(2018年3月~19年2月)の平均インフレ率は2.3%。

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