欧州委員会が3月29日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は105.5となり、前月の106.2から0.7ポイント低下した。ESIの低下は9カ月連続。
分野別では製造業が1.3ポイント、サービス業が0.8ポイントの低下となった。小売業は1.5ポイント、消費者は0.2ポイント、建設業は0.9ポイントの幅で改善した。
EU28カ国ベースのESIは、前月を0.4ポイント下回る105。主要国はスペインが2.3ポイント、英国が1.6ポイント、フランスが0.2ポイント上昇したが、ドイツが1.8ポイント、イタリアが0.2ポイント低下した。