ドイツ連邦雇用庁(BA)が3月29日発表した同月の失業者数は前月を7万2,000人下回る23万1,000人へと減少した。季節要因を加味した実質でも7,000人少なくなっており、BAのデートレフ・シェーレ長官は「景気の追い風が弱まったにもかかわらず労働市場の状況は依然として良好だ」と述べた。失業率は0.2ポイント減の5.1%。前年同月比では失業者数が15万7,000人減少した。
国際労働機関(ILO)基準の2月の失業率は3.1%で、前月(1月)から0.3ポイント低下した。
3月求人件数は79万7,000件で、前年同月から1万9,000件増加し、前月比でも実質1,000件拡大した。求人指数BA-Xは前月比横ばいの255。前年同月比では4ポイント上昇した。