ハンガリー中央統計局(KSH)が4月29日発表した1-3月期の失業率は3.6%となり、前期から横ばいだった。前年同期比では0.3ポイント改善した。15~74歳の失業者数は16万5,700人で、前年同期から1万2,200人減少した。
年齢別では15~24歳の若年層の失業率が11.2%と依然高く、25~54歳の働き盛り世代は3.1%、55~74歳の高年齢層は2.3%だった。失業率の増減幅は、25~54歳が前年同期比で0.5ポイント減、15~24歳は0.8ポイント増で、55~74歳は変化なしだった。
平均失業期間は13.9カ月で、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の37.6%を占めた。
3月末時点の求職者数は27万9,000人で、前年3月末を2%下回った。