ハンガリー最大の鉄道プロジェクト、ハンガリー・中国企業連合が受注

ブダペストーベオグラード幹線鉄道のハンガリー区間160キロメートルの近代化工事をめぐる入札で、ハンガリー・中国企業連合が落札者に選ばれた。受注額はハンガリーの鉄道プロジェクトとして過去最大の7,500億フォリント(23億ユーロ)。中国輸出入銀行が資金を融資する。今月25日に契約調印、2020年初めに着工する。工期は5年の予定だ。

企業連合に参加するのは、地元のRMインターナショナル、中国中鉄グループの電気化局集団と鉄九局集団の3社。オルバン首相と親しいレーリンツ・メーサーロシュ氏がRMインターナショナルに過半数出資していることについて、与党・フィデスは「技術力や資金調達計画などが決め手となった」とし、人物とは関係ないとコメントしている。(1HUF=0.39JPY)

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