製造業受注残高4カ月連続減少、4月は-0.3%に

ドイツ連邦統計局が19日発表した製造業の4月末時点の受注残高(暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月末を0.3%下回った。受注残高の縮小は4カ月連続。新規受注の低迷が続いていることが背景にある。

地域別でみると、国内が1.1%減と大きく落ち込んだ。国外は0.1%増とわずかながら改善した。

部門別では中間財が1.2%、投資財が0.2%後退。消費財は0.9%増となり、前月に引き続き拡大した。

受注残(受注残高の対売上比率)は5.7カ月で、前月の5.8カ月から縮小した。部門別でみると、投資財は8.0カ月(前月8.1カ月)、中間財は2.9カ月(2.9カ月)、消費財は2.1カ月(2.0カ月)だった。

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