スウェーデンのバス製造大手ボルボ・バスは、6月10~12日にスウェーデンのストックホルムで開催された「UITPグローバル公共交通サミット2019」で、純粋な電気駆動の連接バス「Volvo
7900
EA」を今秋に市場投入すると発表した。2019年10月にブリュッセルで開催される見本市「バスワールド」で量産モデルを初披露する予定。
「Volvo
7900
EA」の乗員数は最大150人。全長は18.0メートルと18.7メートルの2タイプがある。充電は、終点のバス停に設置する急速充電ステーションや車庫で夜間にコンバインドチャージングシステム(CCS)で充電することができる。
「Volvo
7900
EA」はスウェーデンのヨーテボリで2018年6月から路線16番で試験運行している電気連接バスのプロトタイプおよび量産前モデルをベースにしている。両バスはこれまでに走行時間で4,500時間、走行距離で6万2,000キロメートルの実績がある。