独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が12日発表した5月の販売台数は前年同月比6.6%減の10万4,900台だった。主要市場である中国での販売不振が大きく響いた。5月の販売台数を地域別でみると、西欧は2.5%増の4万5,300台、中欧は3.4%増の2万台、ロシアを除く東欧は10.8%増の4,900台と好調だった。一方、中国では新車販売市場縮小の影響を受け、31.5%減の2万1,100台と大きく落ち込んだ。車種別でみると、小型SUV「カロック」は1万2,300台(前年同月比17.8%増)で好調だった。一方、中核モデルの「オクタビア」は3万1,800台(前年同月比9.1%減)にとどまった。