鉱工業の設備投資、1割が環境分野に

ドイツの鉱工業(建設を除く)の2017年の環境設備投資額は84億100万ユーロに上り、同業界の設備投資総額に占める割合は10.1%に上った。連邦統計局が22日、明らかにした。

環境設備投資の割合が最も高かった部門は排水処理で、全体の42.7%を占めた。これに温暖化防止が26.7%、廃棄物処理が18.6%、大気浄化が7.7%で続いた。

環境設備投資額は前年比で1.0%減少した。減少幅は温暖化防止部門で21.4%と大きかった。排水処理は14.1%、廃棄物処理は5.8%の幅で伸びた。

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