ABB:重電大手ABB、ブルガリア・ペトリチで新工場を開設

スイスの重電・エンジニアリング大手ABBは17日、ブルガリア南西部のペトリチにある拠点で第2工場を開設した。420人を雇用して低圧機器製品などを生産し、全世界に出荷する。投資額は700万レフ(357万ユーロ)。ABBとして同国で5番目の工場となる。

新工場は第1工場に隣接する7,400平方メートルの敷地に建設された。生産部門が3,500平方メートル、管理部門が1,500平方メートル、物流部門が2,400平方メートルを占める。

ABBは1996年にペトリチ工場を開設。低圧制御機器や制御盤用DINレール取付金具の溶接、曲げ、プレス加工を含めた電気機械組み立てを行っている。ブルガリアでは中部のラコブスキに2工場と、中北部のセブリエボにも1工場を持つ。2017年度の売上高は前年比7%増となる3億5,590万レフ(1億8,200万ユーロ)だった。(1BGN=60.58JPY)

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