独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)・グループは7日、インドで展開する乗用車子会社3社の統合についてインド当局から承認を得たと発表した。VWは昨年、インド市場に10億ユーロを投資する戦略「インディア2.0」を打ち出した。今回の3社の統合はその戦略の一環となり、経営効率の強化や市場開拓を加速する。
統合するのは、フォルクスワーゲン・インディア・プライベート(VWIPL)、フォルクスワーゲン・グループ・セールス・インディア・プライベート(NSC)、シュコダ・オート・インディア・プライベート(SAIPL)の3社。
新会社の名前は、「シュコダ・オート・フォルクスワーゲン・インディア・プライベート(SAVWIPL)」となり、マハラシュトラ州のプネーに本社を置く。生産拠点はプネーとアウランガバードの2カ所。ニューデリーなどの大都市に営業支店を展開する。