BASFの最先端素材がミズノのシューズに採用

化学大手の独BASFは30日、同社の最先端ポリウレタン「エラストパン」がミズノの新しいトレーニングシューズ、「TC-01」「TC-02」のミッドソールに採用されたと発表した。両シューズはアスリートのバランス能力を高め、パフォーマンスを向上させることを追求して開発されたもの。エラストパンは足裏の感度を高める「ミズノ・コブ」テクノロジーの開発に貢献したという。

同ポリウレタン素材は高い耐加水分解性と優れた接着強度を持つことから、従来の素材とは異なり、ミッドソール表面の複数の突起形状を簡単かつシームレスに成形できる。

ミズノ・グローバルフットウエアプロダクト本部デザイン・開発部の佐藤夏樹技術開発課長は、様々なスポーツでバランスが重要なことを指摘したうえで、「BASFの先進的な素材ソリューションを新しい形状のミッドソールに採用することで、最新のトレーニングシューズの開発に成功することができた」と明言した。

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