トルコ10月新車販売128%増、1-10月では32%減

トルコ自動車販売協会(ODD)が4日発表した10月の新車販売台数(乗用車+小型商用車)は4万9,075台となり、前年同月から127.5%の大幅増を記録した。販売増は2カ月連続。インフレ率の鈍化を背景に消費者の購入意欲が戻っている様子が伺える。

乗用車の販売台数は137.9%増の3万9,996台、小型商用車は90.7%増の9,079台だった。

1-10月期の販売台数は31.9%減の33万384台。内訳は乗用車が26万8,624台(29.2%減)、小型商用車が6万1,760台(41.6%減)だった。電気自動車(EV)は153台、ハイブリッド車(HV)は8,688台販売された。

1-10月期の乗用車販売を燃料別のシェアでみると、ディーゼル車が全体の54.7%を占めてトップだったものの、前年同期に比べると4.2ポイント縮小した。ガソリン車は0.8ポイント増の37.6%、天然ガス車は1ポイント増の4.4%、HVは2.3ポイント増の3.2%、EVは0.03ポイント増の0.06%だった。

同国では10月にインフレ率が8.6%まで低下し、前年同月からの縮小幅は15.9ポイントに達した。

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