ハンガリー8-10月失業率3.5%、若年層で上昇

ハンガリー中央統計局(KSH)が11月27日発表した8-10月期の失業率は3.5%となり、前期から横ばいとなった。前年同期比では0.2ポイントの改善。15~74歳の失業者数は16万3,600人で、前年同期から9,300人減少した。

失業率を年齢別にみると、25~54歳の働き盛り世代は3%、55~74歳の高年齢層は1.8%で、15~24歳の若年層では前期から1.6ポイント拡大して13%に悪化した。失業率の増減幅を前年同期比で見ると、25~54歳と55~74歳はそれぞれ0.3ポイント、0.7ポイント減少した。15~24歳では2.5ポイント増加した。

平均失業期間は11.2カ月で、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の32%を占めた。

10月末時点の求職者数は23万9,000人で、前年10月末を2%下回った。

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