リチウムイオン電池の8割強をアジア4カ国から輸入

ドイツ連邦統計局が11日発表した同国のリチウムイオン電池輸入数は昨年、約2億200万個となり、2012年(5,500万個)のおよそ4倍に拡大した。そのうち83%を中国、日本、韓国、シンガポールの4カ国から輸入しており、ドイツがリチウムイオン電池をアジアに強く依存していることが改めて鮮明になった。同電池の輸入総額は24億ユーロだった。

最大の輸入先国は中国で、輸入量は全体の約40%に当たる8,000万個に上った。これに日本が3,900万個、韓国が3,700万個で続く。

輸入量は今年も増加しており、1~9月の合計は約1億9,000万個に上った。

同電池の輸出数は昨年およそ9,700万個となり、12年実績(2,700万個)の約4倍に拡大した。輸出高は11億ユーロ。最大の仕向け先国はハンガリーで、数量は4,300万個、金額は7,400万ユーロだった。

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