プラハ歴史地区、電動キックボードの乗り入れ禁止へ

チェコの首都プラハで、歴史地区のある第1区の歩行者天国(自動車乗り入れが禁止されている地区)での電動キックボードの乗り入れが次の観光シーズンから禁止される。当局は理由について、◇交通規則が十分に守られず、歩行者の安全が保障できない◇電動キックボードのレンタル事業者ライムとの交渉が行き詰まった――と説明している。

自転車、一般の電動アシスト自転車、電動でないキックボードは乗り入れ禁止対象には含まれない。また、電動キックボードを保有する住民は、自動車と同様、第1区の役所で許可証を取得できる。

スカーラ第1区評議員(運輸担当)は今回の措置について、「事業者と住民が公平な立場で話し合えるよう、常に力を尽くしている」ものの、レンタル事業者ライムの十分な協力が得られなかった、と説明している。

電動キックボードの利用では、歩道走行や出入口・交差点での駐車といった行為が問題となっている。

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