中国の電動バスメーカー、ブルガリアに拠点開設

中国のバスメーカー江蘇常隆客車(アルファバス)と投資会社ACNワールドワイドは17日、ブルガリアでの電動バス工場、研究開発センター設置に向け、同国投資庁と提携することで基本合意を結んだ。投資規模は2,500万ユーロ。250人の雇用創出が見込まれる。

常隆客車は昨年から、欧州電動バス市場を開拓する足がかりとして、ブルガリアに関心を示していた。中国のバスメーカーでは唯一、全部品が欧州連合(EU)の認可を取得済みだ。

同社は2000年の創立。長距離バスや市内電動バス、バス高速輸送(BRT)システム向けバス、電動バス部品、リチウム・マンガン電池(LMO)、電動車用モーターを手がける。同社サイトによると、イベコ、日野自動車、スカニアと提携した実績がある。

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