シュコダ自初の電動SUV、「エンヤク」と命名

チェコのシュコダ自動車は13日、同社初となる電動SUV(スポーツタイプ多目的車)を「エンヤク(Enyaq)」と命名したと発表した。ゲール語(アイルランド語)で「命の源」を意味する「enya」を起源とする得た名称で、イニシャルの「E」は電動(エレクトロモビリティー)からとった。語末の「Q」は同社のSUVモデルの例にならった。2022年に発売の予定だ。

エンヤクは当初から電気自動車(EV)として開発する初のSUVモデル。フォルクスワーゲン(VW)グループのEV専用プラットフォーム「MEB」を採用し、合計出力302馬力(hp)のツインモーターを搭載する。バッテリー容量は3種類で、83キロワット時(kWh)のもので約500キロメートルの航続距離(WLTP基準)を確保する。

シュコダはエンヤクを皮切りに、2025年までにEVを5モデル市場投入し、売上高に占めるEVとプラグインハイブリッド車(PHV)の割合で25%の達成を目指す。

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