エアバスが大幅減産、新型コロナによる需要減で

欧州航空機大手のエアバスは8日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う航空機需要の減少を受けて、大幅な減産に踏み切ると発表した。主力機「A320」は生産を3割削減し、月産機数を60機から40機に減らす。

フォーリ最高経営責任者(CEO)は減産について、顧客の航空会社から納入延期要請が相次いでいるためと説明。中型機「A350」は月産約10機から6機に削減する。大型機「A330」は同2機で、4割以上の削減となる。

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