独高級車大手のBMW
は、オーストリアのシュタイヤーにあるエンジン工場の生産開始を4月25日に延期した。同工場の再開延期は2度目となる。当初は4月6日に予定していた生産再開を4月18日に延期していたが、今回再び延長した。最新の需要動向などを踏まえ総合的に判断したと説明している。シュタイヤー工場には従業員約4,500人が勤務している。20日付の独業界紙『オートモビルボッヘ』が報じた。BMWは完成車工場についても、欧米工場の生産再開を当初予定の4月19日から4月30日に延期している。BMWは、欧州、南アフリカ、メキシコの工場では3月半ばから、米国のスパータンバーグ工場では3月末から生産を休止している。