ルーマニアの民間医療サービス事業者であるレジーナ・マリアがオンライン診療プラットフォームを立ち上げる。マイクロソフトと共同で開発したもので、「新型コロナウイルス感染リスクを高めずに、患者が診療を受けられるようになる」と利点を強調している。
診療の内容はその都度記録し、患者のカルテに加える。必要であれば医薬品も処方できる。
現在、様々な診療科目の医師100人以上がオンライン診療を受け持っている。今後、担当医の数を増やす計画だ。
レジーナ・マリアは民間医療機関として国内第2位を自認する大手で、年間売り上げ規模は1億5,000万ユーロに上る。2015年以来、ポーランドの投資会社ミッド・ヨーロッパ・パートナーズの傘下にあるが、同社はレジーナ・マリアの売却先を模索しているもようだ。