チェコ自動車工業会(SAP)が21日に発表した同国の1-3月の自動車・オートバイ生産台数は32万4,616台となり、前年同期から11%縮小した。主力の乗用車は11.1%減の32万2,908台。乗用車の輸出は11.8%、国内販売台数は1.4%縮小した。
乗用車の生産台数をメーカー別にみると、最も多かった独フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダは7.7%減の21万3,575台にとどまった。トヨタ・プジョーシトロエン・オートモビル(TPCA)は9.4%減の5万3,233台。韓国の現代自動車は23.2%減の5万6,100台と大きく落ち込んだ。
バスの生産台数は8.4%増の1,284台と好調だった。メーカー別では伊イベコが6.4%増の1,179台、地場のSORリブハヴィは41.7%増の102台を生産した。
バイクメーカーのヤワは79.9%減の118台と低迷した。