三菱自動車とPSAプジョー・シトロエンのロシア合弁会社PSMAルスが13日から生産を再開する。4月1日に国外から調達している部品の不足を理由に休業に入って以来、およそ1カ月半ぶりの稼働で、まずは単一シフトでスタートする。
PSMAはPSAが70%、三菱自が30%を出資する自動車メーカーで、カルーガ州に拠点を置く。プジョー「408」、シトロエン「C4セダン」、オペル「ザフィーラ」、三菱「アウトランダー」、「パジェロ・スポーツ」のほか、小型商用車のプジョー「エキスパート」、シトロエン「ジャンパー」、ミニバスのシトロエン「スペースツアラー」、プジョー「トラベラー」を手がける。年産能力は12万5,000台に上る。