露IT企業、モスクワにハード製品の製造拠点設置

ロシアのIT企業、デルタ・ソリューションズ(DS)がモスクワの経済特区「OEZテクノポリス」でハードウエア部品の生産を計画している。同特区の先ごろの発表によると、同社子会社のDSエレクトロニクスとDSテクノロジーズが2つの生産施設を開設し、マザーボードやサーバーを生産する予定だ。投資額は3億6,000万ルーブル(450万ユーロ)。

新工場の広さはそれぞれ1,600平方メートルと2,200平方メートル。製品はデータセンターの設計に関する業界団体「オープンコンピュートプロジェクト」の規格に沿って製造する。今年末から来年初頭にかけて生産を開始する見通し。42人を雇用する。

モスクワに拠点を置くDSは通信企業向けにネットワーク交換システムやモバイルシステムなどを構築するサービスのほか、米ヒューレットパッカード(HP)やデルのハードウエアなどに関連するサービスも提供している。(1RUB=1.44JPY)

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