マジャールスズキが400人を新規雇用、コロナ後の生産回復に対応

スズキのハンガリー子会社マジャールスズキはブダペスト近郊のエステルゴムにある工場で新たに400人を雇用する。6月29日に現行の単一シフトから2シフト制に移行するのに伴うものだ。同社では欧州の自動車市場が年末までに新形コロナウイルスの流行による打撃から回復すると予想している。

エステルゴム工場は新型コロナの感染拡大を受けて3月23日に操業を停止した後、4月29日から単一シフトで生産を再開した。同工場は今年1月から欧州向けに生産する全てのモデルをハイブリッド(HV)仕様に転換し、SUV「ビターラ」やクロスオーバーモデル「SX4Sクロス」などを製造している。従業員数は3,200人。

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