独ATU、45店舗を閉鎖=独紙

独自動車修理サービス大手のアオト・タイレ・ウンガー(ATU)は、ドイツ国内で最大45店舗を閉鎖する計画のもようだ。独業界紙『オートモビルボッヘ』(25日付、電子版)の取材に対し、ATUの広報担当者が同計画を認めた。

ATUの広報担当者によると、同社では定期的に店舗網を見直しており、閉鎖するのは赤字経営で将来的にも業績改善が見込めない店舗であるという。新型コロナウイルスの影響ではないと強調した。

今回の措置により、従業員1万人のうち最大400人が影響を受ける見通し。これらの従業員は他の店舗に配置転換となる予定。

また、ATUの広報担当者は、新しい店舗も開設していると説明し、7月にミュンヘンのシュヴァービングに新店舗を開設したほか、9月半ばにはミュンヘン近郊のパースドルフにも新店舗を開設する予定であるとした。

ATUはドイツ語圏に597店舗を展開しており、うちドイツが575店舗を占めている。

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