独コンチネンタル、中国・張家港工場で太陽発電プロジェクトを開始

独自動車部品大手のコンチネンタルは2日、中国江蘇省・張家港市にある工場で太陽光発電事業を開始したと発表した。プロジェクトの第1段階における総発電能力は1,918メガワットで、年最大180万キロワット時の電力を供給できる。これは同工場の昼間の電力需要の半分に相当する。

中国国家能源局(NEA)は2017年1月に発表した再生可能エネルギーに関する第13次5カ年計画で、地域ごとにエネルギーを生産・消費する分散型の再可エネ利用を奨励しており、張家港工場のプロジェクトはこれに沿ったものとなる。コンチネンタルは今回、面積2万平方メートルの工場屋根に1台あたり275ワットピーク(Wp)の多結晶モジュール約7,000個を設置した。余剰電力は地域の電力網に供給する。

同プロジェクトの効果は、年間1,400トンの二酸化炭素(CO2)削減、または750本の植林に相当するという。

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