トラック・建設機械大手のボルボ(スウェーデン)は16日、従業員の約4%に相当する4,100人を削減すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で需要が急減し、コスト圧縮を迫られているためで、2020年下期に実施する予定だ。
削減対象となるのは事務系の要員。1,250人は国内の従業員となる。ルンドステット最高経営責任者(CEO)は声明で、新型コロナの影響で「今後も需要の低迷が予想される」として、リストラに理解を求めた。
ボルボは4月、トラックの新規受注が3月に前期比で75%減少したと発表していた。