自動車照明大手の独ヘラーは27日、本社所在地リップシュタットで従業員を削減すると発表した。新型コロナ危機で事業環境が厳しくなったことに対応。管理と開発部門で2023年末までに計900人を整理する。
同社は18年8月、自動車業界の構造展開を見据え、コスト削減を開始した。これに伴い世界の従業員をすでに約5,400人、削減した。
今回打ち出した措置も併せて経営陣はドイツ本国の営業利益(EBIT)を年およそ1億4,000万ユーロ圧縮する目標だ。これらの措置に伴い約2億4,000万ユーロのコストを計上する。