ロシア新車販売、9月は3.4%増加・1~9月は13.9%減少 1/2

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は6日、同国の2020年9月の新車販売(乗用車・小型商用車)が15万4,409台となり、前年同月に比べ3.4%増加したと発表した。1~9月の累計は、前年同期比13.9%減の109万4,805台だった。

販売増加は今年に入り4度目で、増加率は3番目の高さだった。自動車製造業者委員会(AMC)のトーマス・シュテルツェル会長は9月の販売増加について、「先送りされていた購買需要やルーブル安、旅行控え、政府支援措置などが寄与した」と説明した。

AEBは、第4四半期に営業活動が深刻な制限を受けず、比較的安定することを前提に、2020年の通期予想を従来の前年比23.9%減から、前年比13.5%減の152万2,000台に上方修正した。

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