デンマークのエンジニアリング大手ダンフォスは13日、ポーランドのワルシャワ郊外のグロジスク・マゾビエツキにある拠点の拡張工事を開始した。2021年11月に完工の予定で、冷凍・空調製品向け部品を生産する。新規雇用は400人。不動産開発大手パナットーニが建設工事を請け負う。投資額は明らかにしていない。
面積7,220平方メートルの生産棟のほか、倉庫、事務・研究開発棟などを設置する。完成後の総施設面積は1万2,950平方メートル。事務棟は屋根に太陽電池パネルを設置し、電気駆動車の充電に使用する。
ダンフォスは2002年に鷺宮製作所と業務提携した。両社はグロジスク・マゾビエツキで合弁会社を運営している。