フォルクスワーゲン―EV生産に向けファナックなどにロボット発注―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)は14日、産業用ロボット2,200台強をファナックなどに発注したことを明らかにした。電気自動車(EV)の生産拡大に向けた措置で、調達したロボットを独米の計3工場に投入する。

ファナックからは計1,400台強を調達。VWブランド乗用車の独エムデン、米チャタヌーガ工場に投入する。両工場ではEV専用プラットホーム「MEB」をベースとするSUV「ID.4」を2022年から生産することになっている。

VWブランド商用車(VWN)もスイスのABBにロボット約800台を発注した。独ハノーバー工場に設置し、22年から電動マイクロバス「ID.バズ」の生産に投じる。

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