独商用車大手のMANトラック・アンド・バスは14日、ノルウェーの公共交通事業者Unibussからバス「Lion’s City」127台を受注したと発表した。第一弾として出荷したバスは6月末からすでに運行を開始しており、秋の初旬までに127台すべての車両が運行を開始した。
内訳は、「Lion’s City GL」23台(全長18.75メートル、57座席)、「Lion’s City L LE」71台(全長約15メートル、49座席)、「Lion’s City LE」33台(全長12メートル、43座席)の3モデル。
いずれもバイオディーゼル(植物油)を燃料とし、排ガス基準「ユーロ6」に対応している。バイオディーゼル燃料の使用により、排ガスを従来のディーゼル燃料に比べ最大90%削減することができる。
今回受注したバスは、オスロ市内およびオスロ近郊で運行する予定。具体的には、オスロ北西部のヴェストレ・アキル自治区、アスケーにあるネソヤ島、ヴィッケン県のバールムに投入される。