ロシア新車販売、10月は7%増加

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は6日、同国の2020年10月の新車販売(乗用車・小型商用車)が15万4,164台となり、前年同月に比べ7%増加したと発表した。伸び率は今年に入り最も高い。1~10月の累計は、前年同期比12.1%減の118万8,771台だった。

自動車製造業者委員会(AMC)のトーマス・シュテルツェル会長は10月の販売について、国内に工場を持ち、柔軟な出荷が可能な大手メーカーの回復が販売増加に寄与した、と説明する。また、累計販売の減少幅が縮小しており、残り2カ月は販売台数が多い月であることから、AMCが上方修正した最新の通期予想である152万2,000台を達成できるとの見通しを示している。

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