パワーセル、ボッシュから燃料電池スタック受注

スウェーデンの燃料電池開発会社パワーセル・スウェーデンは6日、独自動車部品大手のボッシュから燃料電池スタック「パワーセルS3」を受注したと発表した。取引規模は総額で約970万スウェーデン・クローナ(90万1,000ユーロ)。2021年初めに出荷する予定。

今回の受注は、スタックの共同開発およびライセンス契約に関する協力の一環に位置づけられる。両社は2019年4月、自動車向けの燃料電池スタック「パワーセルS3」の開発・生産・販売に関する合意書に署名した。

両社の合意には、「パワーセルS3」の共同開発およびボッシュが改良版も含め、「パワーセルS3」を自動車(乗用車、トラック、バスなど)向けに独占的に生産・販売する権利を持つことが盛り込まれている。

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