チェコ電力最大手で国営のCEZは9日、英ロールスロイスと小型モジュール原子炉(SMR)開発での提携で基本合意した。
ロールスロイスは、低コストのSMR設計に取り組むUK SMRコンソーシアムを主導している。同コンソーシアムでは、◇量産化に向けた部品標準化◇高度な生産工程を用いたコストダウン◇現場組立を可能にして工事期間を短縮――といった課題に取り組んでいる。
UK SMRコンソーシアムにはロールスロイスのほか、アトキンス、BAMナットル、レイン・オルーク・グループ、国立原子力研究所(NNL)、先進的原子力機器製造研究センター(NAMRC)、原子力先進製造研究センター(Nuclear AMRC)、英国溶接研究所(TWI)、米ジェイコブズ、仏エーエスシステムなどが参加する。