独自動車大手のダイムラーは、このほど世界披露した幅141センチメートルの大型スクリーンユニット「MBUXハイパースクリーン」を11~14日までオンラインで開催された米家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES 2021)」に出展した。「MBUXハイパースクリーン」は2021年に発売するメルセデスベンツの電気自動車「EQS」に最初に搭載する予定。
「MBUXハイパースクリーン」は、インスツルメントパネルの端から端までを覆うような大型スクリーンで面積は2,432.11平方センチメートル。助手席側にも個別の表示・操作エリアがあるほか、人工知能(AI)で各ユーザーの利用動向を学習し、定期的あるいは頻繁に使う機能を自動的に最初の画面に表示してユーザーがメニューの中から機能を探す手間を省く。
例えば、火曜日の夕方に定期的に連絡する友人がいる場合、当該時刻になると電話をするかどうかを画面に表示してユーザーに確認したり、冬にマッサージ機能を利用することを学習し、寒い日にマッサージ機能を提案したりする。