独ZF、VWグループから電動車用ブレーキシステムを受注

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは1月25日、独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)グループから電動車用のブレーキシステムを受注したと発表した。VWの電気自動車「ID.3」と「ID.4」のほか、VWグループの電動車両専用のプラットフォーム「MEB」を使用するモデルにZFのブレーキシステムが搭載される。

ZFのブレーキシステムは、電動ブレーキブースター(EBB)と横滑り防止装置(ESC)をベースとしている。快適性、安全性の基準を満たすほか、ブレーキエネルギー回生システムにより、電気自動車の航続距離を延長することができる。

また、最適化されたソフトウエアインターフェイスにより、VW車両の電子アーキテクチャとの連携が容易になり、自動緊急ブレーキなどの運転支援機能をサポートする。

このブレーキシステムはさらに、以前は必要だった機械部品をソフトウエア機能に置き換えて重量とコストを削減している。

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