スイス投資会社クエロ、ラトビアのデータセンターを買収

スイスの投資会社クエロ(Quaero)・キャピタルはこのほど、傘下のファンドを通じてラトビアのデータセンター「デジタル・エコノミー・デベロプメントセンター(DEAC)」を完全買収した。取引額などの詳細は明らかにされていない。これまでは、ラトビアの実業家4人がDEAC株を保有していた。

DEACは北欧の独立系データセンター大手として知られる。世界に2,500の顧客を持ち、基本サービスから特注ソリューションまで総合的なITサービスを提供する。

DEACによると、クエロは過去にも欧州の光ケーブル事業やデータセンターに投資してきた。7月にはリトアニアのデータセンター、ドゥオメヌー・ロギスティコス・ツェントラス(Duomenu Logistikos Centro)を買収した。

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