ポーランドのソラリス、ハンブルクの電気バス大型調達の候補企業に

独ハンブルクの公共交通公社ハンブルガーホッホバーンは18日、2021年からの導入を予定する電気バスの入札における落札候補者を発表した。今回発表された候補企業は3社で、ポーランドのバスメーカー、ソラリスが含まれる。ホッホバーンは全長12メートル並びに連節式の18メートルの電気バス530台を2025年までに調達する予定。

ハンブルガーホッホバーンは今回の入札で、ドイツで初となる持続可能性に関する選考基準を導入した。ソラリスによると、同社はこれに合致するモデルとしてウルビーノ(Urbino)の電動モデルを提案した。同モデルは高出力モーターを搭載し、死角監視などの運転支援システムを備えている。

ソラリスはこれまでハンブルガーホッホバーンに対し、2016年から19年にかけて13台の電気バスを納入した他、14年には水素電池を備えた電動車両2台を納入している。

ハンブルガーホッホバーンはハンブルク市が100%株式を保有する公営企業で、同市の地下鉄や路線バスの運営を行っている。

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