特殊ガラス大手の独ショット、ハンガリー工場に追加投資

ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は4日、特殊ガラス大手の独ショットがハンガリー工場に対する135億フォリント(3,760万ユーロ)の追加投資を開始したと発表した。米ファイザー/独ビオンテック連合の新型コロナワクチン向け容器製造が目的で、医薬用アンプルの生産ラインを16基設置する。政府が20億フォリントを助成する。

投資の対象となるのは、オーストリア国境に近いルカーチュハーザ工場だ。ハンガリーの医薬用ガラス容器(アンプル、バイアル、カートリッジ)工場として最大で、輸出比率はおよそ97%に上る。従業員数は550人。

ショットの2019年9月期のハンガリー売上高は205億フォリント(5,700万ユーロ)だった。(1HUF=0.35JPY)

上部へスクロール