露のWiFiサービス企業、米国に進出

ロシアのIT企業ホット・ワイファイ(Hot-WiFi)はこのほど、米国市場に参入する計画を明らかにした。出先で通信端末を利用できるホットスポットのエリア構築の支援のほか、付随するウェブマーケティングやデータ分析サービスを提供していく。

モスクワに拠点を置くホット・ワイファイは2012年に設立された。同社のシステムは欧州、アジア、カナダ、中東の16カ国で利用されている。製品のWiFiレーダー(ユーザーの利用可能なWiFiホットスポットの検知・切り替え装置)を利用する企業の数は8,000社に上る。同社は今後2年間で年間売上高が1,500万ドルまで増加すると予想している。

創業者のドミトリー・ステパネンコ氏は現地ウェブ紙『Rusbase』に対し、米国への進出にあたり同社の技術に関心を持つ米国の起業家の助言を受けたと述べた。

同社は米国市場について、設備や法令、国民性の点で大きく異なるが、市場としての潜在的な可能性は高いとしている。

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