独特許出願8%減少

ドイツ特許・商標庁(DPMA)が5日発表した2020年の特許出願件数は前年比7.9%減の6万2,105件となり、2年連続で落ち込んだ。コロナ禍が響いた格好。他の主要国でも減少している。

出願件数が最も多い輸送機械で16.6%減の1万758件と大きく後退。機械部品も18.0%減の4,431件と振るわなかった。電気機械・装置・エネルギーは2.9%減の6,992件、計測技術は9.9%減の4,565件。コンピューター技術は17.6%増の3,080件、医療機器も10%強増の2,883件と好調だった。

出願件数が最も多かった企業はボッシュで4,033件に達した。2位はシェフラー(1,907件)、3位はBMW(1,874件)と自動車業界が上位を占めている。三菱電機は661件で10位となり、日本企業で唯一トップ10に入った。

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