「化石燃料のエンジン車は35年までに禁止」=交通相

ドイツのアンドレアス・ショイアー交通相は日曜版『ヴェルト』紙のインタビューで、「化石燃料を用いるエンジン車を2035年までに止めることは我々の目標でなければならない」と述べ、15年以内の販売禁止に意欲を示した。その一方で、グリーン水素ベースの合成燃料を用いるエンジン車は長期的に必要だと強調。環境に優しい合成燃料の商業化を35年までに実現することが重要だとの認識を示した。

欧州連合(EU)の次期排ガス規制「ユーロ7」については、規制値は技術的に実現可能なものでなければならないと指摘。欧州委員会が準備しているとされる「厳しすぎる」規制には反対するとの立場を表明した。ユーロ7は25年から適用される見通し。欧州委はユーロ7の規制案を年末に提示することになっている。

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